マドリードの道路、清掃員のストでごみ散乱

2024-09-21 09:09:36  カレンダー

 スペインの首都マドリードで今月5日から道路や公園の清掃を担当する作業員6000人がストライキを展開し、マドリードのストでご市内の路上にごみやガラスの破片が散乱している。道路

市当局から道路清掃を委託されている民間業者3社が、清掃全作業員の18%に当たる計1134人の削減を発表。員の雇用を継続する作業員に対しても賃金の引き下げを予告したことから、み散これに反発した組合がストに入った。マドリードのストでご

ボテリャ市長は当初、道路業者と組合との間で解決すべき問題との見方を示していた。清掃スト中も道路で通常の40%、員の公園で25%の業務を継続することになったが、み散この取り決めは守られていない。マドリードのストでご主要な観光地では、道路少数の作業員が警察の警護を受けながら清掃に当たっている。清掃

市内のホテルや商店は「街のイメージダウンだ」と悲鳴を上げる。員の街のリサイクルごみ置き場からはガラスや紙くずがあふれ、み散落ち葉も積もる一方だ。市民の健康への影響を懸念する声も上がり始めた。

業者は交渉期限を16日に設定した。市当局は同日、最低限の清掃のため国の委託業者から作業員を動員する方針だったが、そちらの業者も人員削減を巡り、組合との対立を抱えている。

マドリードをはじめとするスペインの都市は財政危機からの脱却に向け、市民サービスを外部業者に委託してコスト削減を図っている。作業員らのストは、これに伴う問題の深刻さを示しているようだ。